- いちごう
- I
いちごう【一合】※一※ (名)(1)尺貫法の量の単位。 一升の一〇分の一。
「~升」
(2)尺貫法の土地の面積の単位。 一坪または一歩の一〇分の一。「二坪~」
(3)山のふもとから頂上までの路程の一〇分の一。「~目」
(4)戦闘や剣道などで, 刀と刀とを一度打ち合わせること。「~二合と斬(キ)り結ぶ」
※二※ (副)〔「一合」が少量であることから〕いささか。 少し。「自分に於て~も非道の沙汰は致さねども/浄瑠璃・八百屋お七」
〔副詞的用法の場合, アクセントは 〕IIいちごう【一業】〔仏〕 善悪の報いをもたらす一つの行為。III「御菩提をも弔ひたてまつり, ~をも浮かび給ふかと思ふにこそ/平治(下)」
いちごう【一毫】〔「毫」は毛筋の意〕ごくわずか。 寸毫。「~の隙(スキ)もない」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.